●三島のうどんつゆは本当に黒いのか?
最近は東京のうどん・そばつゆも薄口化が進んできまして、昔みたいに真っ黒なつゆのところも徐々になくなってきましたね。
18年ぐらい前に初めて東京のうどんを食べたときはその真っ黒なつゆに驚いて、つゆまで飲み干す主義で育ってきたのに見事につゆはすすらず全部残してしまった覚えがあります。
で、いつだったか、数年前ですが探偵ナイトスクープでやっていた東京-大阪間でつゆの色が薄くなるのはどのあたりかということで、意外に東京のつゆは色が薄かったのを覚えていました。
結局米原より西になるとうどんつゆはほぼ透明に近くなるのですがとりあえず一番黒かったのは三島、ということでした。
ではその黒いうどんを食べてみようじゃないかと思い立ったのが三島に着いたとき。
でも時間がなかったのでそのときは断念。帰りにはぜひ食べてみようと途中下車して駅のホームにある、もしくは駅にあるお店ということ限定で食べながら帰っていることにしました。
味の違いも微妙にあって面白かったので東京-九州間でその違いを見てくださいね。
まず品川ではよくそばを食べるのですが、これは写真等ありませんが濃い目ながらも昔のような真っ黒感もなく普通、というべきなんでしょうか?関西の人も多く入ってきて微妙に味の変化がおきているんでしょうね。中間的な味。特徴はあまりないなあ。
ということでスタートは三島にしましょう。
まずお店を探すと東海道線ホームにありましたよ。
天ぷらうどん320円を注文すると、天ぷらをまず専用のつゆにしばらく漬けるんですね。
これは驚きました。
程なくしてできあがり。
いよいよどんなものかなと・・・・・
うーん・・?黒いといえばそうだし薄くはないですね。
早速いただきまーす、とつゆをいただくと・・・
味が濃い。
確かに濃い。あまりうどんには詳しくないのですが、大阪のような昆布だしとかではなくかつお等のだしに濃口しょうゆでしっかり味が付いています。色も薄くはないというか確かに黒いほうですね。いや確かに黒い。
私は九州ですのでうどんは大阪と東京との違いのようなものはなくて独特のちょっと甘めの味。それに比べるとあきらかにしょうゆの味が強いですね。以前大阪のうどんを食べたときはほぼ透明の昆布を基本としただしで薄いなあと思ったぐらいです。
なにより味はおいしい。天ぷらはつゆにしっかりつけてありますので味は滲みていました。
まあこれが三島のうどんかぁという感動のほうが大きかったですね。
そこで思い立ったのはできるだけ駅のホームのうどんを食べながら味の違いを見ていこうと思いましてここから九州までの味の旅が始まります。
次の食べる機会は浜松。
静岡をはさんでちょうど反対側になりますが名古屋に近いということでどう味が変わってくるか楽しみです。
駅のホームに見当たらなかったので改札内にあるお店を発見。
えび天うどん350円を注文して出てきたのは・・
おや?えび天?えびじゃないな、と思ったら桜えびのえび天でした。やたら安いなと思いましたよ。ふつうのえび天は違うメニューだったわけですな。
味は三島と違ってかつおだしは強いけどちょっと薄口。いわばきしめんつゆみたいな味でさっぱりかつお風味塩味って感じです。
さいたまに行こうの回できしめんを食べていますがあの味にそっくりです。
浜松はどんぶりが黒いのでよくわからないとは思いますが色も似てると思います。
ということで浜松は名古屋寄りの味・・と。
名古屋はとりあえず行きにきしめんを食べていますので、それを再掲。
きしめんですがだしは一緒でしょうからとりあえずよしとしましょうか。
味は浜松でも食べたようなかつおだしが強いですね。塩気は強いほうです。
三島のものと比べると明らかにしょうゆの味が弱いですね。かつおの味が勝っています。
大阪は深夜と早朝しか通っていませんので今回は残念ながら食べることができませんでした。
でも以前食べたうどんは上述のように薄い昆布だしでほぼ透明に近いですね。
九州育ちの自分には薄すぎというぐらい薄いです。
次回は大阪うどんをぜひ・・・
ここから西は結構食べる機会がなくて山口まで一気に飛びます。
新山口駅(昔は小郡駅と言ってましたね)ではホームにはなくて改札横にうどん屋さん。
讃岐うどんを使用しています、と書いてあって四国のほうの味にも近いのかなとわくわく。
天ぷらうどん350円を注文してできあがり。
食べてみるとあっさり味。大阪のほうに近いのかな、と思いましたがこれは四国のほうの味に近いかなとも思いました。大阪のようにしょうゆをほとんど使わないと言うわけではないですので。それにここからつゆに甘みが強くなってきます。これは九州よりであることからかなと言う感想も。九州のうどんは結構甘口なのでその影響もあるのではないでしょうか。
さあいよいよ本州から九州へ。
小倉に到着して小倉でうどんを・・・・
ラーメンじゃんかお前!と怒られそうですが、らーめんをたべたかったんらもん・・。
九州はこのあと鳥栖で食べますのでそれで勘弁。
博多ラーメンっぽいですがメンマが入ってますね。これはあまり見ないかなあ。400円。
紅しょうがと辛子高菜とゴマがおいてあってああ、博多ラーメンだなあとは思いました。
オマエ、食うのはラーメンちゃうやん!うどんやん、と言われそうですが、九州には鳥栖に名物のうどんがあるんですよ。それのために一回フェイントということで・・。
それから博多は通り過ぎて鳥栖まで直通。
さあいよいよ個人的には一押しの鳥栖のかしわうどん!290円!
というか基本的に全部かしわが入っているんです。かしわは鶏肉を甘辛く煮付けてありまして、見た目でもわかるように薄めの色の甘めのつゆに塩気の強いかしわがベストマッチ。
もちろんかしわを抜いて注文できますので鶏肉が苦手でも大丈夫ですよ。
つゆのあじは明らかに九州ですね。これは博多駅でも食べることができますので、九州にきたらぜひ食べてみてください。
いやあここまで見てきましたがその地方の味がわかって面白いですね。
また食文化と言う点でもどこからどこまではどこ風味、と感じることができて本当に面白かったです。
最後に到着したのは熊本だろ、と言われそうですので一応熊本でも食べておきました。
またうどんじゃなくラーメンか、と言われそうですがいつも食べてますし、鳥栖の味とほとんど変わりませんので(かしわは入ってませんが)あえて熊本ラーメン。
駅のお店で食べたのですが、このラーメンにはもやしが入ってますが本来の純粋な熊本ラーメンにいはもやしは入ってませんよ。メンマもないところが多いと思います。店主がどこで修行したのかはわかりませんが、鹿児島のさつまラーメンの系統のさっぱり感が強かったかな。
もっと焦がしニンニクと生ニンニクでどぎついのが熊本ラーメンなんですが、結構食べやすく作られてるなと逆に感心しました。味は十分おいしいですし熊本ラーメンには変わりはありませんからご安心を。
今回の経験で食べ歩きの旅ってのを本格的にやってみたくなりましたよ。
でも結論として地元の味が一番だなと言うのがよ~くわかりました。
おっと・・お題の三島のうどんのつゆは黒いのか?という疑問ですが・・・・
確かに黒かったです。
しょうゆが非常に強かったからかな。
ずーっと食べ比べてきてあきらかに一番しょうゆの味がはっきり味が出ていました。
濃口しょうゆでしっかり味がつけてあるんでしょうね。
関西やいろんな地方の味と混ざってきた東京のうどんに比べるとクラシックな関東のうどんが食べることをできるところと言う感じです。また今度立ち寄ったときにももちろん食べますよ!
では全部おいしかったです!ごちそうさま!!
