●VAIO VGN-Txxのファンが回らなくなったのでバラしてみるの真希
本当に久しぶりにエントリーを投稿してみますが
ヲタ話じゃなくPCの話です。
普段、私的に愛用しているのはSONYのVAIO typeT。
VGN-T90PSという型番のtypeT最初期の型です。
購入したのは2004年でしてこれを片手に日本全国周りまくりました愛着のある機体です。
ところがこいつのネックはCPU冷却ファン。
ネットで検索してみるとけっこう悩んでる方が多いようですね。
最初はそのファンの音に辟易し、運が悪いと・・というか結構な頻度でそのうちファンが回らなくなる症状が起きるんですね。
”VGN-T ファン”で検索するとそのような症状の人が結構見受けられます。
んで、自分の機体も購入して1年経たずにファンから異音を発し始めまして、シャリシャリ・・・と音を立てながら回っていました。
しかし程なくして本体左のCPUのある付近が異様な高温になっているのに気づきましてよく見るファンが回っていない・・・という状況でした。
結局保証期間中ということで修理に出しましたが基板ごとの交換になっちゃうとのこと。
これが保証期間外だったらかなりのお値段が請求されたことと思います(まあ4万ぐらいかな・・・?)
運良く乗り切りましたものの3年の保証期間が過ぎたころにまたもや同じ症状が・・・
あきらめてそのまま使っていたものの、DVD再生などCPUにがんばってもらう作業のときは発熱がものすごく、カクカクの動きになってしまう有様・・・
放っとくのもいいんですがこのままだとCPUまで逝ってしまうおそれがあるので思い切ってバラしてみることにしました。
ま、まあ最近のノートPCはモジュールごとに組み立てられていますのでバラすこと自体はそんなに苦じゃないんですね。ただし万が一の自体を覚悟する勇気が必要なだけです。それとちょびっとのスキルがあればなおよし・・・。
で、結果から先に書きますと見事に復活しました。
本当は写真などを残しておくのがいいんでしょうけど、それはほかのサイトにお任せするとして、バラシかたと解決した方法を・・・。
強引な方法ですので参考にされる方は絶対に自己責任でお願いします。
それとネジなどの位置は必ず覚えて(もしくは記録して)おくことをオススメします。
それではバラシに入ります。
(1)
まずキーボードをはずします。
これは裏面の3箇所のネジをはずして、キーボード上部にあるツメを押さえてはずしてやれば簡単に外れます。
メモリ増設時のアクセスなども同様な方法ですのでこれは何の問題もありません。
すると問題のファンが見えてきますよ。
ここで電源を入れてファンの動きを確認。
動いてません。
手でつついてみても回りませんが、何度か勢いをつけてやると弱弱しくシャリシャリと回り始めます。
モーターは生きているようですので、トルクが足りなくなっているのかも・・・
しかしファンを見るとかなりのホコリがこびりついています。
多分これが原因ではないかとアタリを付け、ファンを分解して掃除しグリスでも塗ってやろうかと思い立ちました。
さてここからが本番です。
(2)
キーボードと本体をつなぐケーブルを抜きます。
カンタンに抜けます。
次にパームレスト(というか本体の天板ですね)を外すために裏面すべてのネジをはずしますよ。
電源スイッチが外れます。そして逆側のカバーは難物です。
細いガイドで止められているスライド式ですので折らないように丁寧に丁寧にはずします。
結構力が要りますがパーツを割らないように。
そのカバーに隠れていたネジとキーボードがあった部分に隠れていたネジをはずすといよいよ天板が外れます。
天板と基板をつなぐコネクタやケーブルが3つほどありますので外します。
いよいよ内部にアクセスします
(3)
HDDをとめてあるネジを外します。
HDDを丁寧に外した後、コネクタを抜いて取り出します。
ファンは基板裏面からネジでとめてありますので基板を外す必要があります。
では次に基板を外します。
基板の数箇所のネジを外しメモリースティックスロットのネジもはずすと宙ぶらりんの状態になります。
多分モニタとの接続コネクタと思いますが左側のコネクタ2コを壊さないように外すとついに裏面にアクセスできます。
ここから患部のファンを外しにかかりますよ。
(4)
ファンを外しにかかるわけですが、ネジ2本で止めてあります。
これを外してもファンは外れません。CPUコアとシリコングリスで密着してあるからなんですね。
これを外すときは細心の注意を。少し暖めてからコア欠けしたりしないようにゆっくりと力をかけると
ポリッ
と外れます。
何の障害もないことを祈りましょう・・・
ファンは東芝製MCF-513AM05-1
ファン本体は冷却ダクトのツメ3本で止めてあるだけです。
それではそのツメ2本をラジオペンチなどで起こしてファンを取り出します。
確かに中にホコリが詰まっているというか薄く塗ったような状態ですね。
正直キタナイです。
乗っかっているだけですので、羽を外した後シリコングリスなどで潤滑してやろうと思ってたのですが、動きが芳しくなく、不安なのでしょうがなく5-56のお世話になります。
軸の部分にほんの少し吹いて動きをよくしましょう。
高熱にさらされるので長持ちしないかもしれませんが。。。
とりあえずファンの羽と内部を綿棒などでよく掃除した後バラすのとは逆の行程で組み立てていきます。
ここで注意してほしいのは一度外したCPUとファンの間にもう一度シリコングリスを塗ってあげるのを忘れないように。古いシリコングリスを丁寧に外してヘラやつまようじなどでCPUと冷却ダクトの隙間を完全に埋めてしまうのです。これをやらないと冷却効率は上がらず、最悪CPUが死んでしまいます。元も子もありません。
私がやった作業は以上ですが見事に復活しました。
モバイルノートということでかなりギリギリで作ってあるとはいえファンが止まるような状況が起きるのは考え物です。
繰り返しになりますが、私の機体は運良くこれで復活しましたが、すべてこれで解決するわけではないと思いますのであくまでチラシの裏です。
自信と勇気がないなら優勝修理をオススメします。ハイ。
