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2007年05月20日

●MTBをレストア?してみようかと思い立ち・・・

前のエントリーで既出のTREK XO1のほかにも14年物のミヤタのMTBを愛用してまして、まあ14年も大きなトラブルもなく走ってくれて大変気に入ってました。ちょこちょこメンテナンスしてたのですがついに来るべきときが・・・。
クランクがおかしいと思っていたらペダル軸受けのネジがつぶれて完全にアウト。
個人的にいろいろ思いいれもある品物ですので、ここは思い切ってクランク総取替えをやろうと思い立ちました。
 
自転車屋に出してもいいのですが、いろいろメンテナンスを学ばせてもらった車体ですので、クランクだけじゃなくチェーンホイールも磨り減ってますので自分で取り替えることにしようと思いました。
ここまではよかったのですが、いっそのことBB(ボトムブラケット)と呼ばれる部品まで取り替えようとしたからさあ大変。
14年取り外してないものはそうかんたんに取れるわけがありません。
専用工具を用意し右ワン(工具をつけてはずすための歯車状みたいなもの)からいこう・・・とおもったら

バキ

見事に割れてしまいました。。。
こりゃ大変取り外す手段がない。
固着したネジならネジ抜き工具もあるのですがそんなもの使えるわけがないということでしょうがない廃車か・・とあきらめてしまいました
が、やはり愛着のある思い出の車。あきらめきれないのですね。

BBは基本的に本体(ベアリングなどが入っている部分)と右ワンが一体になってまして左が固定するアダプターみたいになっているものなのですが、なにかおかしい。割れた本体の付いている右ワンがなんかえらくやわい。
やけくそになってドリルでドリドリ・・・と削ることに。
削れますけどドリル刃も逝っちゃう速さがそうとうなもの。こうなったらこっちも負けたくないので10本近く2mmあたりのドリルの刃を購入してきてネジの部分だけでも削れないかとそうすればハンマーで叩いて破壊できそうです。
相当削りました・・・。でも外れません。

そして注文しておいたシマノの専用工具が届きまして今度は左ワンからとっちゃえと思い何度も何度も力を込めますが、動きゃしない。
KURE5-56でネジを動きやすくしておいたのですが関係ないぐらい硬い。
何十回試したか覚えてませんが

ばき

と音がしてうごきだしました!左ワンのアダプターが動く!・・とおもってたらあれれ?右のクランク軸まで回転している・・・。
抜き終わりました。

左が本体でした・・・

私が必死で削ってたのはアダプター。
何だよこれ逆につけてあったのかよ??と思ってよく見るとBB-LP20との文字が読めます。
そういう構造なんです。今のBBは右が本体ですが左が本体でした。
さすが古いMTBですね。思いもしませんでした。
抜き終わったあと逆側の右ワン内部を見ると固着したアダプターの破片がびっしり。

ねじ山も傷ついてますのでタップでねじ山を修正してあげなきゃいけないということで、クソ高いハンガーのねじ山修正用のタップを買う羽目に・・・。高いんですよ。いいものだと10万超えますアハハ。
まあ一番安いもの(でも1万数千円)でいいと思いますが痛い出費です。

ここからどうするかはまだ決めてません。
とりあえずねじ山を修正したら73の113のサイズのBBで合うものを選んでいくだけですが、タップを買うからまだ買えません。
再び走り出すのはいつになることやら。。。
でもこういうのってわくわくするものですね。ああしようかこうしようか、こんなのつけようかとか一番楽しい時間かもしれません。ついでにオーバーホールしてあげようと思っています。
休日の暇つぶしにちょうどいいですね。

2007年04月11日

●辺りは真っ暗 人馬はフラフラ 越すに越されぬ田原坂

 ”田原坂”という唄をご存知でしょうか。
熊本の人でも若い人はご存じないかもしれませんが、民謡や詩吟等やっていた方なら聞いたこともあるんじゃないかな。



1:雨は降る降る 人馬は濡れる
  越すに越されぬ田原坂
2:右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱
  馬上ゆたかな美少年
3:山に屍(しかばね)川に血流る
  肥薩の天地秋さびし
4:草をしとねに夢いずこ
  明けの御空(みそら)に日の御旗(みはた)
5:泣くな我が妻 いさめよ男子等(おのこら)
  戦地に立つは 今なるぞ

西南の役での死闘が演じられた、玉名と植木の間にある田原坂。
薩軍と官軍との激闘の痕が今でも残ってたり、資料館があったり観光名所となっています。

私の母の菊池の実家のお隣は西覚寺というお寺がありますが(住職の高千穂さんともお知り合いです)ここで西郷隆盛の薩軍が野営を張ったといういわれがあったり、結構関係があったりします。


さてそんなことはどうでもよく・・もないんですな。
昨日は青春18切符の残りの1日分で福岡に行こう!と思って旅行の計画を立てたのですが、以前から九州国立博物館にいきたくて、そのついでに自転車旅行もやろうじゃないかと時間のスケジュールてんこもりの計画でした。
つまり輪行旅行だったわけですな。ブログにもちょこちょこ書いてる、愛車のXO1を使えば機動力も倍増!最近運動不足も解消と一石二鳥三鳥・・ぬはは!という贅沢な旅行でした。

愛車のXO1の車重は9kgちょっとしかありませんからそこら辺の折りたたみ自転車なんかよりはるかに軽いですし、太目の32cのブロックタイヤをそのまま履かせてますので街中でも23c等の細いスリックタイヤより安心して走れるのでシクロクロスレースだけではなくツーリングにもかなり使えますよ。
ポジションもロードバイクより”気持ち”高いのでツーリング向きなんですね。
それを分解して電車内に持ち込むのですが、以前、鈴鹿や北陸にも持っていってますので経験も豊富で余裕余裕、分解・組み立ても5分もかからんよ!と過信してたのが痛い失敗の前触れでした。

本来は二日市で降りて、大宰府までチャリンコ旅行、としゃれ込もうと思ったのですが、ちょっと時間の余裕がなさそうな気分になってきたのでそのまま博多まで行ってしまいました。(5時おきのはずが寝坊しただけですが)

博多で自転車を組み立てて颯爽とドームまでサイクリング。
まあ30分ぐらいで着いたのですが組み立てが久しぶりだったせいか8分30秒、これが後になって響いてきます。
試合は序盤からホークス打線が爆発。
私は今回は指定Bの1塁外野よりで見たのですが、野球って外野で見たほうが迫力はありますね、やっぱり。選手は遠くなるのですがテレビと同じ視線ですのでボールの行方がわかるし結構はまって見てました。

今回は前回4日使った青春18きっぷの残り一日でやってきたものなので、熊本に行き着くには21時49分の快速に乗るのが限界点。
8時45分ごろに出ればいいと思ってたのですが、7回の風船を飛ばしてさあ帰ろうと思って8回まで見てしまいました。ここで8時50分。ドームから出たのは21時00分だったのですが、行きは思わなかったのに帰りが結構交通規制とかいろいろあって大変。ところが一番痛かったのは博多駅直前で迷ってしまったことでした。中州を抜けるつもりが抜けきれず博多到着は9時40分。

残り9分

ばらすほうが簡単なんですが、今回はメンテナンスに出してすぐでしたのでブレーキがちょっときつめにセットしてあってブレーキ開放に手間取り結局間に合いませんでした・・・・・・・・・・・・

青春18きっぷでは特急は乗れませんから金を払ってまだ数本ある特急で帰るかとりあえず荒尾まで行くか。

荒尾から乗っても特急で1920円。
4枚きっぷで熊本-博多が2000円なのになんかどうしても納得いかず、困ってたら目の前に我が愛車が・・・そうだ!荒尾から自転車で行こうじゃないかと思ってしまいました!
荒尾から熊本までおよそ45km。以前バイクで通っているので道こそわかりますが、アベレージ20km/hでも2時間ちょい・・・
もともとは自転車旅行も組んでたんだからいいじゃないかと自分に言い聞かせ、荒尾で自転車を組み立てながら、珍しがって寄ってきた客待ちのタクシーの運ちゃんに自転車の説明をしながら組みあがりました。

スタートは午前0時。真っ暗な道ですが、一応夜間装備も施していたので助かりました。
国道209号を熊本まで突っ走りますが真っ暗なんですよね。荒尾市内はコンビニが何軒もあるのでそうでもなかったんですが玉名近くになると本当に真っ暗。
荒尾辺りは標高はほぼ数m。そこから玉名までは結構楽なんですよね。
ロードバイクじゃないからMaxスピードは劣るものの時速30km/hで進みながら、コンビに休憩で糖分補給をしながら残り20kmまできました。ところがここからがつらい。

田原坂に近づくと異常に寒くて、結構厚着だったんですが一枚宗リンユニも着込んでなんとか寒さをこらえる。吐く息が白いのでかなり冷え込んでたようです
田原坂付近はのぼりが延々と続くんですね。あまりにもつらくなってきて震える足がついにイヤイヤをしだしたので、田原坂記念館入り口の交差点付近で長時間のお休み。

高速でぶっ飛ばしていくトラックが怖かったのですが、足が嫌がらないようになるまで我慢。
再スタートをするとおつかれでーす、とローディの方とすれ違いました。やっぱり違うなあと再び登ってましたら、すぐ彼に追いついてしまいましたw。どうも私を抜くときはがんばったんでしょうが、彼もきつかったんですね。彼も休憩に入るのか自販機にそれるのを横目に植木までこぎ続けました。

この時点で3時。
もうだめだと思っていたら、国道3号の標識が!!
こんなうれしかったのは美貴様サイン入り写真集が当たったとき以来ですな!
この辺が一番標高が高くて100mぐらいですか。まあそんな激しい登りではなかったものの、アップダウンが激しく運動不足の身には堪えました。

四方寄にすき家があったので、冷えた体を温めるために牛丼とコーヒーを頂き、ここで午前4時。
あとは国道3号を高速でぶっ飛ばして帰途につけました。
4時半にようやく自宅に着きました・・・

実走時間2時間25分、Avg18.4km/h、Max55.7km/h、距離44.78km
いい運動になりすぎです。
越すに越せない田原坂を越して(もちろん田原坂を通ったわけではないですが)そういう意味では結構満足です。
しばらく自転車輪行はやめときます。もういいです、まいった。

2007年03月03日

●TREK XO1にバズキルつけてみました

噂のパーツ、バズキルをつけてみました。
何じゃそりゃ、という人がほとんどと思いますが、簡単に説明すると自転車のハンドルバーのエンドキャップの代わりにつけるもので、中心のおもりをゴムで支えてあるパーツです。
TREKのサイトに説明があるのでそちらをどうぞ。

http://www.trekbikes.co.jp/accessories/tech.cgi?id=261714&m_id=261714&t_id=bz

で、これをつけるとどうなるのって話なんですが、振動が消えるんです、
おもりは減衰の役目をするんですね、つまりダンパー。自動車やレーシングカーなんかで筒状のものがありますがあれと同じ役割で、そのままだとハンドル自身がばねの役割をして振動が共振現象でさらに増幅されて手に伝わる振動が結構ものすごいことになるのです。
そこでこのバズキルって部品をつけることで振動を吸収するとことができる、ということ。
TREKのサイトの動画でも見れますが、振動の実験を行ってみます。まず、そのままハンドルバーを床に落とすとグワァァァァンと音がして振動が残ります。まあそれは想像でもわかると思うのですが、そこでバズキルをつけた状態で床に落としてみると・・・跳ね返りもせずゴトっという音とともに床に落ちてしまう、つまり振動が減衰、つまりそのパーツに吸収されるのですね。

でもまあこんなの効くわけないジャン、と思いつつ試しにつけてみましたが・・・・こいつはすごい!
いまTREKのシクロクロスXO1に乗っていますが、それにつけて走行してみると明らかに手にかかる振動が少ない!高周波のビィィ~ンとくる路面からの振動が減ってる!

XO1_1.jpg

TREK XO1

このハンドルのエンドのキャップの代わりにつけるんですね。

XO1_3.jpg

ハンドルのエンドをよく見ると・・・・

XO1_2.jpg

中心のBマークの部分がおもりになります。渦巻状のゴムで外周と接続してあります。

XO1自体フルアルミの非常に硬い車体ですので、もろに振動が体にかかって長時間走行は疲れるのですけどそれが一気に解消されました。こういう状況からするとアルミフォークやアルミハンドル、アルミのフレームなどなら効果抜群じゃないかなと思います。
しかしカーボンのハンドルバー、車体やフォークはそれ自体で減衰の役割をする場合がほとんどですのであまり意味はないんじゃないかなと思いますので、自分の車体との相性も考えて取り付けてみてはいかがでしょうか。
左右1セットで3000円也

高いか安いかは効果次第ということで。
私にはものすごく安い買い物でした。